髪にハリ・コシを取り戻す|鍼灸師が教える頭皮美容液ケア
年齢とともに髪の「ボリュームが減る」「白髪が増える」「コシがなくなる」などの悩みが増えます。
東洋医学では、これらは単なる髪のトラブルではなく、「腎」や「血(けつ)」のエネルギー不足と考えます。
1. 髪の変化は「腎」と「血」のサイン
髪は「血の余り」とも呼ばれ、体内の栄養・血流・ホルモンバランスの影響を強く受けます。
腎精(じんせい)が不足すると白髪や抜け毛、血虚(けっきょ)になるとパサつきやハリ不足が目立ちます。
- 腎虚タイプ:白髪・抜け毛・疲労感・冷え
- 血虚タイプ:髪が細くなる・ツヤがない・爪が割れやすい
- 気滞タイプ:ストレス・頭皮のこり・フケ・皮脂過多
2. 鍼灸・整体によるアプローチ
鍼灸では、頭皮の血行を促すツボ(百会・風池・天柱・完骨など)を刺激し、
頭皮下の毛細血管と毛包細胞の活性化を狙います。
整体では、頭蓋骨や肩甲骨の動きを改善し、頭皮の「張りすぎ」「循環不足」を整えます。
3. 自宅でできる頭皮ケア(美容液編)
治療と並行して、自宅で行う「頭皮栄養ケア」も重要です。
とくに女性はホルモン変化による血流低下が多いため、美容液での保湿・栄養補給+マッサージが鍵となります。
おすすめは以下の2つです👇
① マイナチュレ(女性専用 育毛美容液)
無添加処方で頭皮が敏感な方にも使いやすく、産後や更年期の抜け毛ケアにも人気。
髪のハリ・コシ・白髪予防をトータルでサポートします。
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② CA101 スカルプエッセンス
女性ホルモン様成分やビタミンC誘導体を配合。
頭皮を引き締めつつ、根元からふんわり立ち上がる髪質へ導きます。
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4. 治療院でのアプローチ
当院では「美髪鍼」や「頭皮鍼」により、
頭部の毛細血管を拡張し、頭皮環境を根本から整えます。
また、胸郭や頚部を緩める整体(頭蓋リリース・胸郭モビライゼーション)を組み合わせ、
髪の土台となる循環を高めます。
施術内容例:
頭皮鍼+ヘッドマッサージ+温熱療法(60〜80分)
5. まとめ・セルフケアのポイント
- 東洋医学では髪は「腎」と「血」で養われる
- 鍼灸・整体で循環と代謝を整える
- 美容液で頭皮に栄養と潤いを補う
- 生活では睡眠・食事・ストレスケアも大切
免責事項
本記事は一般的な健康・美容情報の提供を目的としており、
効果を保証するものではありません。
皮膚トラブルや持病のある方は医師・専門家にご相談のうえご使用ください。


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