【腸活】鍼灸師が教える「お腹の温めセルフケア」

はじめに:腸が冷えると全身が不調になる

「冷え性でお腹が張る」「便秘が続く」「朝起きてもだるい」──
これらはすべて、腸が冷えて働きが落ちているサインです。
鍼灸師の立場から見ても、腸の冷えは自律神経・ホルモン・免疫の乱れに直結します。
この記事では、お腹を温めて腸を整えるセルフケア法を紹介します。

腸を温めると何が変わる?

  • 消化・吸収の働きが良くなる
  • 自律神経のバランスが整う
  • 代謝が上がり、体温が上昇
  • 免疫細胞(腸管免疫)の活性化

特に女性では、冷えによる「むくみ」「PMS」「便秘」が軽減されることが多く、
美容と健康の両面で大きなメリットがあります。

鍼灸師が実践する“お腹の温活ポイント”3つ

① おへその下「丹田(たんでん)」を温める

お腹の中心・へそ下3cm付近にある丹田は、
東洋医学で“気の源”とされる部分。
ここを温めると、全身のエネルギー循環が整い、内臓の冷えを改善します。

② 仙骨(せんこつ)まわりを温める

骨盤の中心・お尻の少し上にある仙骨は、
自律神経が集中する場所。
ここを温めると、骨盤内臓(腸・子宮・膀胱)の血流が良くなり、
副交感神経が働きやすくなります。

③ ツボ「中脘(ちゅうかん)」「関元(かんげん)」を押す

ツボ名位置効果
中脘みぞおちとおへその中間胃腸の働きを整える
関元おへそから指3本下下腹部の血流改善・生理痛緩和

どちらも軽く指で押しながら、深呼吸を3回。
痛みが強い場合は、温めるだけでもOKです。

腸を冷やすNG習慣チェック

☑️ 冷たい飲み物をよく飲む
☑️ 足元が冷える環境で長時間過ごす
☑️ 夜更かしが多く寝不足気味
☑️ ストレスが強い

ひとつでも当てはまる場合、腸の血流が滞っている可能性があります。
「温め+呼吸」で副交感神経を優位にする習慣を取り入れましょう。


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鍼灸の観点から見た“腸と心”の関係

東洋医学では、腸は「第二の脳」と呼ばれ、
心と身体をつなぐ中心的な臓腑と考えられます。
腸が冷える=気血が滞る=情緒の停滞。
そのため、腸を温めることで心の安定・前向きな思考も得られます。

まとめ:お腹を温めることは“内側の美容ケア”

  • 腸は健康と美容の中心
  • 丹田・仙骨・ツボを温めるだけで全身が整う
  • 「冷えを取る=巡りを作る」ことが美と健康の基本

今日から始める小さな温活が、
未来のあなたのコンディションを大きく変えます🌿

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注意

※本記事は健康維持・セルフケア情報の提供を目的としています。
医療行為・診断・治療を目的としたものではありません。

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